タロットリーダー協会みさき のゑです。
日曜はMYコレクションセレクト
LOVELY OMENS TAROT
KING OF CUPS カップキング

【カードの意味】
感情のコントロール
寛大さ
包容力
客観的な優しさ

カップキングは
豊かな感情や直感を持ちながらも、
それに溺れることがありません。
他者に対して寛大で、
深い包容力を持っています。

客観的かつ冷静に状況を判断し、
最も慈悲深い選択をします。

過剰に働いた場合、
感情をコントロールしすぎるあまり、
本心を隠して冷淡に見えたり、
計算高く人をコントロールしようとする
性質として現れることがあります。

情に流されずに毅然とした態度を取る
必要があるときのメッセージでもあります。

ライダー版はこちら

客観的かつ冷静に状況を判断し、
最も慈悲深い選択をします。

客観的になるということは、
感情を無視したり
抑圧したりすることではありません。

まずは怒り、嫉妬、不安などを否定せず、
そのまま認めます。
自分の心の傷やドロドロとした部分から
目を背けないことで、
感情に振り回される主観から
抜け出す基礎が生まれます。

その感情を認めた上で、
感情=自分自身ではないと認識します。
一歩引いた視点から、
自分の状況を他人の事のようにながめる
すなわちメタ認知の訓練を重ねることで、
一時的な感情の波に溺れず、
冷静に状況を判断する
スペースが心の中に作られます。

自分の弱さや痛みを徹底的に
理解しているからこそ、
他者の痛みを正確に
察知できるようになります。

表面的な同情ではなく、
相手と自分との境界線を保ちながらも、
相手の痛みに寄り添う。

この「自己理解の深さ」が、
結果として最も安易ではない、
本質的に慈悲深い選択、
時には毅然とした態度を取ることが
できるようになります。

他者や状況に対して
冷静かつ慈悲深くあるためには、
まず自分自身をどれだけコントロールできているか
という、自己受容と精神的成熟が不可欠です。

 

最高の善は水のようなものである
万物に利益をあたえながらも
他と争わず器に従って形を変え
自らは低い位置に身を置く
老子

 

客観的でありながら、
慈悲深くあるにはどうすればいいか?

タロットにおいて「カップ」は水、
人間の感情や精神性を象徴します。

その最高位にあるキングは、
激動する感情の海を支配する存在です。

しかし、支配するといっても、
力でねじ伏せるわけではありません。

客観的であるということは、
感情を無くして冷徹になることではありません。

むしろ逆です。
水がどんな器にも形を合わせるように、
怒りや不安、嫉妬といったドロドロとした感情すらも
「今、ここにあるもの」として
そのまま受け入れる。
まずは自己受容ことから始まります。

虎の威を借りている人は
自尊心を満たすことができず、
自信がありません。

たとえば資格マニアで
資格は取ったけれど実力がないから
自分に自信がないから
資格を取り続ける。

老子の「低い位置に身を置く」ということは、
エゴを手放した精神的成熟によるものです。
保身のための卑屈ではありません。

本質的に自分を信じられていないため、
強い恐怖心と不安を抱えています。

不安や恐怖に完全に支配され、
溺れている状態に映ります。

自分自身の器が満たされていないからこそ、
他人の器に依存し、
心の隙間を埋めようとして
虎の威を借りて
マウンティングをしたりします。

マウンティングという行為の本質は、
激しい不安や恐怖、自己肯定感の低さを
隠すための防衛反応です。

これをやめるには
過去の自分と比べて、
今の自分はどう成長したかという
客観的な視点にシフトします。

評価の軸を自分の中に戻すことで、
ステータスに依存して
自分を底上げする必要がなくなっていきます。

上下のない対等な関係の中で
このままでいても安全だという安心感
自己肯定感が育つと、
自然と他者を攻撃して
自分を守る必要性が消えていきます。

客観性を身につけるということ
老子の言う低い位置に身を置くことが
できるようになるには、
私は私のままで十分に満たされているという
心の土台(器)が必要です。

相手を変えようとする
エネルギーはいりません。
毅然とした態度を取ることが、
自分を守るための最も冷静で賢い選択です。

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