タロットリーダー協会みさきのゑです。
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18 月 THE MOON

【カードの意味】
神秘的
未知
錯覚
真夜中から朝へと向かう間、
世界の幻想を気に留めることなく通り過ぎさせよ。
下部には、スカラベが太陽の円盤をはさみ
太陽が夜の闇を照らしています。
これは無意識に光をあてていることを意味します。
月は人間と神の連結役を果たしています。
黒い塔は迷信、偏見、錯覚を表し、月の表面を暗くします。
この道を歩くには勇気がいります。
見張りの番人はジャッカルの頭を持つエジプトの死神アヌビス。
黄泉の国への道を守っています。
足元にはジャッカルが見張っていて、
黄泉の国に入る準備ができていない者に
襲いかかろうと待ち構えています。
ここは生の入口でもあれば、
死の入口でもあります。
あらゆる行動は潜在意識の
情報やプログラムからやってきます。
新しいことを始めるときに、
古い意識から離れて
踏み込んだことのない領域へ
入っていかなければなりません。
ときに恐怖や、憎しみが嫌悪感を強め、
潜在意識が影響することもあります。
潜在意識を味方にしている人は、
まったくそのような影響はありません。
答えはひとつ「冒険は素晴らしい!」
起こっていることを深く掘り下げない。
無意識を説明しようと思っても
説明することは難しいです。
説明を見つけようとしないこと。
わからないことを良しとすること。
あるがままに任せる。
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真夜中から朝へと向かう間、
世界の幻想を気に留めることなく通り過ぎさせよ
月は、潜在意識の深層、幻影、恐れ、
変容への試練を象徴するカードです。
目に見える状況や感情が、感情の揺れや
幻想によって歪められている状態を示します。
自分自身の不安心理や錯覚によって、
物事を正しく見極められないリスクや戸惑いを表します。
カードに描かれている
2つの塔(アヌビス像が守るゲート)は、
意識の境界線を表しています。
暗い潜在意識の海から上がり、
精神的な成長を果たすためには、
恐れや狂気といった心の闇を
通り抜けなければならないという
「試練」を意味します。
今は混乱や暗闇の中にいるように思えても、
それは新しい段階へ移る直前の必然的な
プロセスです。
深淵もまたこちらをのぞき込んでいるのだ
フレデリック ニーチェ
深淵(Abgrund)という概念は、
人間の心の底にある
直視するのが恐ろしい領域を指しています。
ニーチェが警告しているように、
自身のトラウマや不満、暗い幻想(深淵)に
意識を過度に没入させると、次のような現象が起こります。
ミイラ取りがミイラになる(呑み込まれる)
ネガティブな感情や不安の分析に囚われすぎると、
それが現実の判断力を狂わせ、幻影や錯覚から
抜け出せなくなる恐れがあります。
深い理由があるはずだと過剰に
意味付けをしようとすることで、
目の前にある現実的な解決策や
単純な事実を見失うことがあります。
一方で、自分の中にある暗い側面や
潜在意識を無視し続けることにも
デメリットが存在します。
抑圧された感情や恐れは、
無意識のうちに自分の行動や
人間関係に歪みとして表出します。
例えば、人に弱みを見せてはいけないと
強く自分を律している人にとって、
自分の中にある他人に甘えたい感情や弱さ、
自分自身が認めたくない、
抑圧したいとして無意識の深淵に追いやった、
自分の感情、欲求、恐怖、弱さは
シャドウとなります。
自分のシャドウを無意識に抑圧していると、
自分の影を他人に映し出しているので、
他人のずるさに対して過剰な怒りに
モヤモヤ感、違和感を抱くようになります。
それが特定の場面で急に過剰な攻撃性や
激しい不安、パニックとして現れます。
シャドウは排除すべき悪ではなく、
まだ自分自身が受け入れられていない
自分の一部です。
これを力づくで抑え込もうとすると
歪みとなって表にでてきます。
パニックや挫折、諦めは、
失敗ではなく自分のシャドウと出会った瞬間です。
それを排除したり恥じたりするのではなく、
そこから自分の恐怖や限界のパターンを知る
というスタンスを取ることは、
心理的にも非常に健全で意味のあるプロセスです。
ニーチェの警告は深淵を見てはいけない
という意味ではなく、深淵を見るなら、
自分を見失うなという示唆です。
深淵の中へと飛び込んで
感情に振り回されるのではなく、
自分の中にそうした暗い感情や恐れがある
という事実を、ただ離れた場所から観察します。
自分が深淵、トラウマ、人間のドロドロした部分を
見ようとした時、向こう側(深淵)からも
強く主張してきます。
これは、自分の中にも暗い領域が存在していることを
見せてくれます。
だからといって、その暗闇に没頭しすぎてはいけない
という強い警告です。
自分の中にある暗闇を見つめすぎると、
その暗闇の強烈な恐怖、憎しみ、不安のエネルギーに
引っ張られ、自分の意識が引っ張られ、
自分自身が暗闇そのものになってしまう
呑み込まれる危険性を示しています。
自分の中に嫉妬、恐怖、攻撃性などの
暗い部分が存在することを、
言い訳せずに認めて、
そうした側面を持っていて当然だと、
良い・悪いの審判を下さずにただ受け入れましょう。
存在を否定せず、ただそこにあると理解しておくことは、
シャドウに支配されずに自分自身の全体を受け入れるための、
最も重要で安全な第一歩です。
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