ドイツ初代宰相 ビスマルクの言葉

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

本当は、


「政治家の仕事は歴史から学び、それを今の政治に生かすことだ」

と言ったそうなのですが、いつのまにか造語として有名になっているようです。

ネットでいろいろ検索してみましたが、

いろんな見解があっておもしろかったです。

ある人は、、、

賢者は愚者に学び、愚者は賢者に学ばず

ある人は、、、


賢者は愚者からも学び、愚者は賢者からも学ばない

日本語って難しいですね。

助詞が違うだけで、微妙なニュアンスが違ってきます。

今日、私は日本語が難しいということがいいたいのではなくて、

愚者=おろかもの

という解釈が多いのが興味深かったです。


賢明な者は他人の言動や考え方からも学び

愚か者は他人の言動や考え方を受け入れない。

という解釈や


賢者は、愚者からも学ぶ姿勢があり、

愚者は隣人の賢者からも学ぶ姿勢がない。

愚者とは、、、

大辞泉で調べてみると

愚かな人 愚人⇔賢者

大辞林で調べてみると

おろかもの。ばかもの。

これでは、上記の解釈がされるのも、もっともです。

でも、タロットの愚者のカード

未知の可能性を秘めているカードなのです。

名誉も地位も関係ないゼロからの出発です。

束縛やしがらみから離れていきる愚者。

リア王など中世の文学にでてくる「愚者」は「道化」とも表現されています。

「道化」は王様の内面まで見透かし、王に対し唯一正しく正直なことを言えた。

と言われています。

何事にも屈しない無欲が一番強いことを表しています。

賢者と言われる隠者のカード

道理に通じたかしこい人。

賢人。

「智恵」の象徴。

助言と助力を与える。

ビスマルクが、

「政治家の仕事は歴史から学び、それを今の政治に生かすことだ」

と言ったのは

賢者のように、賢い知恵を持ち、

愚者のように、何者にも動じず政治を動かすことだ!

というニュアンスではないかと私は感じました。

しがらみや、政治が働くと、やりたいこともやれないのは

いつの時代も、同じ

これは経営にも言えると思います。

賢い知恵を、先人の経営者から学び、

自らの考えを、実行していくこと。

実行していくためには、

学ばなければなりません!

学ぶ姿勢があるということは、

もっと、もっと向上したい!!!

ということ。

向上しているときに、慢心して学ばなくなれば、成長が止まります。

そして、学んだことを

人と比較をするのではなく、

今までの自分と比較して、自己のベストを目指す。

そういう人は心が強い人だと思います。

よく、人と比べて私なんて。

と嘆いている人がいます。

比べるのは人ではありません。

今までの自分。

自己との比較です。

そうすれば、必ず成長していることがわかるし、

自己肯定感が高まり、さらに自己記録を目指すことができるのです。

自分のなかの可能性に挑戦していくこと。

そうすれば、タロットでいう愚者

何事にも囚われず、自分のやりたいことをして、

なりたい自分になれるのです。

人になんと言われようと、

自分が幸せと思えば、幸せなんです!!!

これが幸せの価値観だと思います。