日経 WOMAN (ウーマン) 2008年 11月号 [雑誌]/日経ウーマン

幸せの芽の育て方

海原純子さんがあなたに送る、ハッピーに生きるヒント

というコーナーがあります。

私は海原純子さんが好きなので、何冊か本を読みました。

心が「きれい」になる医学―元気が出るマインド・ダイエット/海原 純子

海原純子の「元気な私」になれる本 (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)/海原 純子

情報について書かれたエッセイを紹介します。

あふれる情報とのかかわり方は?

いかに情報を効率的に取り入れるか

最近はその方法についての情報がこれまた大量に出回っているようです。

さて、私はこれから数年間、アメリカで仕事をすることになり、

日本とボストンを行ったり来たりという生活なのですが、

アメリカに着いた途端にこれは大変、

と気づいたのは

「いかに情報をカットする時間を作るか」ということなのです。

ほんの数年前までは情報伝達は電話とファックスだけだったので、

たとえば海外で仕事をしていてもファックスがこなければまずは安心?

していたものでした。

ところが現代はそうもいかない。

メールもあるし、携帯電話も携帯メールもそのまま海外で使えるから

お互いに「あきらめられない」状況に陥っているわけです。

たとえばアメリカで仕事にフル回転して疲れ切ったところに

日本からメールがはいって来たり。

時差がある分、それに対応しようとしていると

24時間労働しないといけないことになってしまうというわけなのです。

私は普段から

「一人で心を静め、自分の核心部分と自己コミュニケーションをする時間」

を何より大切にしています。

これをしないと原稿が書けないし、

原稿を書いたものごとを考えていくには、

外からの情報ではなく自分の内側からの情報が必要だからです。

さて、

情報をいかに取り入れるか、

ではなく、

情報といかに距離を置くか、

ということに気がついてくださる方が

増えるといいな、と思うのですが。

情報は食生活の栄養と似ていて、

取り入れるのは大切だけどとりすぎは問題なんですよね。

HAPPYのヒント

情報の取り入れ方や効率ばかり考えずに

たまには「距離の置き方」を意識し、

心を静めて

実際、海原純子さんが青山のカフェで一人でいらっしゃるのを

お見かけしました。

のんびりと新聞を読まれたり、原稿?を書かれたり

されていました。

おっしゃるとおりだなぁと思います。

私もたまに一人カフェなどで、考え事をしたり、

本を読んだり、しています。

そういう時間に、アイディアがひらめいたりするんですよね。

最強の幸運体質をつくる魔法のアファメーション/佐藤 富雄

佐藤富雄さんもウォーキングをしているときに、いいアイディアがひらめく!

とおっしゃています。

やはり、ひとりホッと一息つける時間というのは大事ですよね。