タロットリーダー協会 みさき のゑです。
今日のタロット
水曜日はトートタロット
ディスク7 失敗 Failure

【カードの意味】
失敗
怠惰
無意味な憶測
カードには暗い影があります。
植生を表しますが、台無しになっています。
恐れの中に入り込むと、自己嫌悪や失望で、
失敗を恐れて、成功することができないという意識に
フラストレーションがたまるでしょう。
成功するためにできるすべてのことをしましたか。
恐れにより、ありとあらゆる理由を作り上げて
避けてきませんでしたか?
それを認めたとき、このカードのエネルギーは
恐れていたものに入り込み、
それをなんとかして質を変えることができます。
あなたの成功は、恐怖の中の恐怖に向き合うこと。
恐怖の中の恐怖を感じること。
7番目のネツァクは物事の効力を弱めます。
それは牡牛座の土星の影響を受けて悪化します。
ディスクはジオマンシーのルベウスの形に配置されており、
16個のなかで、いちばん不吉で不安定な形です。
カードは荒廃を描いています。
植物がすべて腐っています。
ネツァクの4色が使われていますが、
怒りのインディゴと赤みがかったオレンジで
濁っています。
ディスクは土星の重苦しさを表します。
これは価値の失われたお金、
つまり実りをもたらさない努力、
信用を失った取引、滞った物質的な流れ、
などを表します。
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恐れにより、ありとあらゆる理由を作り上げて
避けてきませんでしたか?
それを認めたとき、このカードのエネルギーは
恐れていたものに入り込み、
それをなんとかして質を変えることができます。
ディスク7のFailure(失敗)は、
避けることによってエネルギーが滞り、
現実が枯れていく状態を象徴しています。
つまり「避けること」自体が悪いのではなく、
恐れに根ざした無意識的な回避が、
生命力を鈍らせてしまうということです。
恐怖のエネルギーを感じることを避けずに、
意識を向けることを意味します。
たとえば、失敗が怖いなら、
その怖さをただ感じてみる。
感じるとは
自分がなぜそれを怖いと思っているのか?
その怖さの中に、どんな思いがあるのか?
意識に上げることです。
例えば、嫌われたくないという気持ちを見つめると
受け入れられない自分には価値がない
自分の存在が否定される
自分には欠陥がある
努力してきた自分をわかってほしい
良い人でいなければならない
嫌われると不安になる
安心できるつながりがほしい
ただ愛されたい
他人の評価によって
自分の価値を確かめようしてしまう
このように、
嫌われたくないという気持ちは
恐れ・恥・期待・渇望など、
いくつもの層が重なっています。
その気持ちに気づきが起こると、
内側のエネルギーが動き始めます。
それまでは嫌だという感情が
何が怖かったのか?
何を守ろうとしていたのか?
内側に理解の光をあてます。
自分の内側で理解されると、
恐れは少しずつ形を変え、
どうしたら自分を守り
誠実に関われるかという
創造的なエネルギーへと変わります。
見つめた後、
何かを伝える必要があると感じたなら、
感情をぶつけるのではなく、
自分が感じたことを
誠実に共有してください。
恐れたまま反応すると
ぶつけることになり、
恐れを見つめたあとだと
伝えるに変わります。
これが質を変えるということです。
これをすることで、
恐れがあなたの外側で
停滞として現れていたものが、
内側の理解と変容によって、
誠実という別の形に変わり始めます。
あなたの考え方を変えるなら、あなたの運命も変えられる
ジョセフ マーフィー
人生の中で
なぜかうまくいかない、停滞している
と感じることがあります。
このディスク7は、
まさにそんな状態です。
背景には、作物や努力が枯れ、
腐っている様子が描かれています。
しかし、重要なことは、
失敗ではなく、
恐れによる執着です。
無意識のうちに、
恐れから、避ける、動かない
という選択をしています。
そのため、現実は停滞し、
エネルギーが腐敗します。
恐れや不安を押さえつけて
無視していても、
現実はそのまま。
恐れを避けず、現実を動かす第一歩として、
以下のステップを試してみてください。
1. 恐れを紙に書き出す
「私は〇〇が怖い」
できるだけ具体的に書きます。
「失敗して嫌われるのが怖い」
「自分の意見を言うと怒られるのが怖い」
頭の中だけで考えず、
アウトプットするが重要です。
2. 恐れの正体を探る
書き出した恐れに
「なぜ?」を問う
恐れ「失敗して嫌われるのが怖い」
なぜ?「自分の価値が否定される気がする」
なぜ?「誰かに認めてもらえないと不安」
なぜ?「ひとりでいると心細い」
こうすることで、表面的な恐れの奥にある
「本当の感情」に気づけます。
3. 恐れを言葉に変換する
恐れをそのまま伝えるのではなく、
自分の感じたこと・思いを
素直に表現する練習をします。
「私はこう感じている」
「こう思ったけれど、怖くて言えなかった」
相手を責めず、自分の感情に焦点を当てる。
4. 小さく実践する
すぐに伝えようとしなくて大丈夫です。
家族や信頼できる友人、
日記のように自分に向けて
書くことから始めます。
少しずつ、自分の言葉で
表現することを養います。
5. 恐れの質を変える
恐れに直面して書き出したり
話したりすることで、
内側のエネルギーが停滞から
創造的な力へに変わります。
恐怖は消えるのではなく、
理解され、整理され、
行動につながるエネルギーになります。
恐れを見つめ、紙や言葉に出すことで、
内側の停滞を動かし、
現実を変える力を取り戻せます。
何もしなければ腐敗したまま。
恐れを避けるのではなく、
見つめ、理解し、
自分の言葉で伝えること
これが停滞から再生への最初の一歩です。
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