第10回 美乃(よしの) みこさん
- 好きなカードは？
- 『節制』
世の中バランスが大事
占いに依存しすぎるのもダメだし、
科学で証明できないものは”イヤっ”と、
はねつけるのはもったいない。
あくまでも占いのいいところだけをとる。そして、仕事ばかりでストレスを貯めるのは良くないし、
かといって、遊びばかりでは虚しい。
バランスをとることはすべての場面において大切なこと。
タロットの節制のカードにてついて勉強をして、
改めてバランスは大事だと思いました。このカードは、
バランス崩している人、
仕事にのめり込んでいる人がよく引きますね。そして、一周まわって太陽も好きです。
ただただ明るいのが好きです。
引くと気分が上がります。
クライアントさんが『太陽』を引いた瞬間、
顔が変わるんです。
- タロットを習ったきっかけは？
- お友達のパーティに行った時に、
みさきのゑさんにお会いしました。
その時、
「私、タロットに興味はあるのですが、霊感はないんです！」
と言ったら、
「タロットは霊感がなくても、勉強すれば誰でもできるようになりますよ」
と言われ、
じゃあ、私もやってみたい！と思ったのがきっかけです。もともと神秘的なものが嫌いじゃなかったので、
占いに対するアレルギーはありませんでした。
占いの結果が100%とは思っていませんが、
毛嫌いしていたわけでもないし、
かといってお金を払って見てもらったりしたことはない。
雑誌の占いを見るとか、
手相を見れる友人がいたら、ちょっと見てもらうとか、
その程度でした。
- 占いについて
- 占いですべてを決めてしまったり、
依存するのはよくないと思っています。
まだまだ不思議なところはある。
理解していない部分もある。
でも、わからないからといって排除はしません。
私は科学は遅れていると思っています。
ガリレオの時代、地動説ではなく天動説が信じられていて、
地動説を信じてくれる人はほぼいなくて、
ガリレオは裁判にかけられて有罪判決まで受けています。
まだまだ解明されていないことは山のようにある。
だから解明されていないこと＝インチキではない。
世の中には不思議なことがたくさんあります。
科学で証明されていないものを怪しいと決めつけて、
排除するのはよくない。
とはいえ残念ながら、怪しい占いがあるのも事実。
◯◯を買えば幸せになるとかではなく、、、
占いを楽しんで欲しいです。
最初から毛嫌いするのはもったいない！
合わないと思ったらやめればいい。
私は占いを
人生における地図だと考えています。 決めるのは自分。
歩くのは自分。
闇雲に歩くよりも、地図を持っていた方が
目的地には到着しやすい。
いろんなルートがあって、どのルートを使うかは、
自分で決められる。
近道はあるけど、自分はこの道を行きたいと思うのもアリ。占いをやっていてよかったことは、
例えば、旅行に誘われて行くかどうか悩んだ時、 タロット引いてみます。
GO！というカードが出たら参加するし、
NO！というカードが出たら参加しない。
他にも、電話するタイミングだったり、
買い物で赤にしようか黒にしようか迷った時は引きます。
迷うってことはどちらでもいいから迷うわけで。
迷ったらカードを引いてみる。
そして結果、カードを引いてよかったと思えるように。
- タロットリーダー協会(TRA)について
- いい意味で変わっている人の集まり。
いままで常識にとらわれて生きてきたのですが、
貴族の格好をして写真を撮ったら恥ずかしいとか、
アフロをかぶって渋谷を歩いたらみっともないとか、
どのように自分が人から見られているのか？
周りの目を気にすることが、
馬鹿らしいと思うようになりました。いままでは自分で制約をつけていたけど、
もっと自由にしていい。
世の中楽しんだもん勝ちだなとTRAの仲間から学びました。
とはいっても遊びの集団ではありません。
みなさんとても勉強熱心なんです。
タロットについての情報を共有したり、
わからないところがあったら教えあったり、
できる人を見て、自分も頑張らなきゃ！負けたくない！
とても刺激になっています。
勉強する時は勉強する。
遊ぶ時は遊ぶ。
切磋琢磨できる仲間です。私はタロットリーダー協会になる以前から通っています。
協会になる前は、知っている人ばかりが多く集まっていて、
フレンドリーな雰囲気でしたが、
夫の転勤で日本から数年離れている間に、
法人化して協会になり、人数は増えていて、
知らない人ばかりで居心地が悪いと感じましたが、
あっというまに受け入れてもらい、
学びの場としては、協会になって仕組みができて、
良くなったと思います。
年代の違う友達ができるし、
共通の学びのツールがあるので、
ただ楽しい時間を過ごすだけではなく、
互いに成長できるいい仲間ができて楽しいです。
- 資格について
- ただ習っているだけではなく、
資格を取るという目標があると勉強にも身が入ります。
資格を持っているということは、協会を背負っているので、
恥ずかしくないようにしなければという戒めにもなるし、
自信にもなる。
受けてもらう人の目安にもなる。
そもそも占いには資格はいらないのですが、
資格があるということで、怪しくないと思ってもらえるかなと。
講座を受講すればもらえるという資格ではなく、
実地試験を受けて、一定の基準をクリアしなければもらえない資格なので、
資格試験に合格したことで、お金をいただいて鑑定していいという自信になります。資格認定試験の受験は任意なので、受けるか受けないかは自分で選択できます。
資格を取らないと恥ずかしいという事もありません。
タロットをただ学ぶのもあり。
自分がよいと思った道を選べるのもいいところです。ちなみに私は資格が欲しくてタロットを始めたわけではありません。
当初、資格制度はなかったし、協会になって資格ができても、
資格を取ろうと思っていませんでした。いままで、テニス、ゴルフ、お料理教室、マリンバ、、、
さらに超能力など、数知れず習い事はしましたが、
それをものにしようとしたことはありませんでした。階段を一段登らなきゃ景色はわからない。
とは思ってはいたものの、
自分がなにをしたいのかがわかってませんでした。タロットを習って数年経ったら、法人化して協会となっていて、
お尻を叩かれ、認定資格を取得し、
さらには講師になる気はさらさらなかったのですが、、、
仲間に誘われ、講師養成講座を受けることになり、
ひとりでは登れなかったけど、誘われて一緒に登ってみたら、
一段先の景色が！！！！！
講師になって初めてみえる景色がありました。
もしも機会があればこの景色は見て欲しい。それはそれはタロットを習い始めた頃と同じ衝撃がありました。
認定資格を取った時より、講師になった時の方が、
認定資格を取ってよかったと思いました。
自分ではわかっていると思っていることと、
人に教えることは全然違いました。
自分のものにしていないことは
人には教えられないということがわかりました。教わるだけではなく、教えることも挑戦してみて欲しい。
そもそもタロットを勉強しに来て、最初から教えるつもりがある人の方が少ない。
人に何かを教えるなんて、、、
考えたこともありませんでした。
できるならやりたいとも思っていなかった。
でも、やってみたら面白かった(笑)生徒さんがわかってくれるのは自分がわかることより楽しいことです。
教えることが、いちばん自分の学びになりました。
教えるために勉強することは心構えも違うし、
タロットをさらに深く勉強するきっかけになりました。
自分のためにはコツコツできない。
教える時にわからないことがあったら困るから、
必死に徹夜までして勉強をしたことは、
自分のためによかったなと思いました。
大人になって徹夜で勉強することなんてなかった。
夢中になれることがあることが楽しい。
いままで主婦をしてきて、緊張することもないし、
徹夜することもありませんでした。
タロットを教えることは、非日常でとても楽しいし、
生活にメリハリができました。
- こんな人に受けてもらいたい
-
- いま幸せだけど、さらに充実感を感じたい人
- 5年後,10年後,このままではつまらないと思っている人
- 50過ぎていままで働いてないというとハードルが高いと思っている人
- 人生経験が豊富な人
- 人生にメリハリをつけたい人
勉強してタロットリーダーになって、
講師になるという道があるとわかっていたら、
昨日よりも今日今日よりも明日という
充実感につながります。
主婦がこんなことできるわけがない。
私が人に教えるなんて、、、
そんなことを考えず
勇気を出して講座を受けてみると
もしかして来年は誰かを鑑定しているかも知れない。
友達を占ったら喜んでもらえるかも知れない。
ちょっとしたことが生活を変えていくきっかけになります。
占いは年齢制限がないのがいい。
50過ぎていままで働いてないというとハードルが高いと思われがちですが、
占いは年をとればとるほどいい。
年齢が高い方がクライアントさんの安心感も得られるし、
人生経験があるというのは強みになるのです。
- 趣味はなんですか？
- 映画鑑賞、お芝居、ミュージカル
読書
人と話す
美味しいものを食べる
美味しいものを食べるためだったらどこまでも行きます。
麻雀
友達夫婦と夫と4人で集まって
昔は朝まで麻雀をして、そのままゴルフに行ったり。
今年は麻雀してたら年越しちゃいました(笑)
ゲームしながらいろんな話ができるのがいいんです。
そして、夫婦で楽しめるのもいい。
おとといも朝5時までやってました(笑)
- 好きな本は？
-
プリズンホテル 浅田次郎
春夏秋冬とあって面白い
テクニック的に泣かせようとしているのはわかっているのですが、
泣いちゃう。
- 好きな映画は？
- 高校の時は映画研究会に所属していたほど映画が大好き。
研究会で製作した映画が全国2位になって、
大島渚監督が絶賛してくれました。いちばん好きな映画は、 素晴らしき哉、人生! ジェームズ・スチュワート
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絶対見て欲しい！
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「救命胴衣みたいなものは？」と聞かれたのは30年後のダウンジャケット
「ペプシ・フリー」をオーダーして「タダのものは売ってない！」と言われたり
喫茶店の店員に「市長になるよ！」とアドバイスしたり、
B級映画俳優だった『ロナルド・レーガン』が未来では大統領になると言ったり。とにかくセリフが面白い。
ワクワクするところが好き
笑って泣いてというわかりやすいハリウッド映画が好きです。
代表からの一言
美乃みこさんありがとうございました。
みこさんとは10数年前とあるお料理教室のパーティで出会い、
当時みこさんは超能力のお教室に通っていて（←そっちのほうがかなりレアかと）
スプーンをガシガシ曲げていました。
超能力を習っている人が、
「タロットは霊感なくてもできるんですか？」と質問するじゃないですか！
占いって凄い誤解をされているものなのだとビックリしました。
そして、2008年10月18日にみさきののゑタロット講座のTEAM戦車(第7期)のメンバーとして入会。
今年で10年目になるんですね。
2009年忘れもしない中級レッスン最終回の記事
あの日はアサヒビール本社で、打ち上げをして、
帰りにトヨエツのポスターもらって喜んでいたS社長
懐かしい、、、
タロットが楽しい！打ち上げが楽しい！というモチベーションで(笑)
続けていたみこさんでしたが、
まさか協会の重鎮になるとは(笑)
いまでは講師として大活躍
ご本人は人に教えるなんて！
とおっしゃってましたが、みこさんの講座は
わかりやすく、丁寧で、面白い講座です。
インタビューにあった『科学は遅れていると思っている』
みこさんらしい言葉だなと。
科学で解明できない素晴らしいことが世の中にはたくさんあるんだよと。
占いのハードルを下げて、気軽に占いができるようになったらいいな！
というみこさん。
みこさんにお会いしたら、まさか占いをされているなんて！という
お上品な奥様という風貌ですが、気さくで面白い方。
私たちにそそのかされて、貴族にもなるし、アフロにもかぶれるようになりました(笑)
そういう意外性がある人たちがもっと増えたら、
占いは怪しいとか、霊感がある人がやるものとかではなく
普通の人がきちんと勉強してやれるものということが
もっともっと理解してもらいやすくなると思っています。
みこさんはベーシッククラスの講座を担当しています。
いま幸せだけど、5年後、10年後をもっと楽しくしたい！と思っている方は、
ぜひみこさんと一緒に一歩先の景色を見にいらしてください。
お待ちしております
