あなたがしゃべりすぎなのは 先祖のせいだ! 先祖のお墓参りをしなさい! とある商店街の片隅に夕方になると現れる、 ちょっと胡散くさそうで幸薄そうな路上占い師は、 私を見るなり、高圧的にこう言い放ちました。 たしかに、占ってもらう順番を待っている間、 私はほろ酔いで、 「お願いぃぃ!占いに付き合って」と、 半ば無理やり私をここに連れてきた友達と、 ペラペラ大きな声でおしゃべりをしていましたが・・・ しゃべりすぎ→見たまんま笑 先祖のお墓参りをしなさい→普通の一般常識的なアドバイス。 ・・・そんなの誰でも言えるわむかっ その後の占い師の言葉は、ほとんど覚えていません。 まったく信じていなかったので、 ろくに聞いていなかったんでしょうね。 はい。 私は、胡散臭い占い師が大嫌いな、 アンチ占いの1人でした。 もともとアンチ占いだった私が、どうして 真剣に占いを学び、占いの世界に入り、 真のタロットリーダーを育てる活動をするようになったのか・・・ 私の「占い」に対する本音をお話ししようと思います。 傍若無人な占い師 もう二度と占いなんかやるか!と思った私ですが、 占い好きな友達が、酔っ払って 「占いの料金は、私が出すから~。ねっ?」と 再び、仕方なく、渋谷の路上にいるTHEおばちゃん占い師に 占ってもらうことになりました。 気になっていた2人の男性について、相性を占ってもらうことに。 女私:「どちらの人が、自分にとってふさわしい相手でしょうか?」 おばちゃん占い師:「こっち。」 女私:「え?こっちって、なんでですか?」 おばちゃん占い師:「こっちって聞こえなかったの?こっちって言ったらこっちでしょ!!」 理由も言わず、上から目線で「こっち」とだけ言い、 「占ってやってるんだから、私の言うことだけ聞いてればいいのよ!」みたいな態度。 私は、開いた口がふさがりませんでしたびっくり これらの経験から、私は占い師が大嫌いになり、 それ以来、雑誌の占いのページを読むことはあっても、 誰かに占ってもらうことはありませんでした。 そんなある日、またもや、占い好きの友達から、 「あること」に誘われました。 それは・・・「占いの学校」 え?占いの学校なんて、あるの? 占いを勉強できる学校があるとはじめて知り、 生年月日のデータを元にした占いなら・・・ しかも、理論的にきちんと教えてくれるなら・・・と興味をもちました。 その学校は、私が勤めていた会社から歩いて3分のところにあったので、 とりあえず、四柱推命と九星気学の体験講座に参加してみることに。 その時の先生の話が、あまりにも面白く、 あっという間に体験講座が終わってしまったことを覚えています。 四柱推命と九星気学を使った占いはわかりやすく、 当たっている部分が多かったので、 いつの間にか、占いにハマってしまっている自分がいました。 ただ、まだこの時点では、 「胡散くさい路上占い師は信用できないけど  生年月日などのデータを元にした占いは、信ぴょう性があるかもしれない」 と思っていたに過ぎず。 しかも、渋谷のおばばになんで「こっち」と言われたのか? 理由が知りたかった、、、 そのまま、占いの学校に入学した私は、 6ヶ月コースで「四柱推命」「九星気学」を勉強しました。 その時は、タロットをやるつもりはまったくありませんでした。 占い師によって解釈の違うタロットなんて、 意味がない、当たるはずがない、と思っていたからです。 ところが、四柱推命の講義が終わった後の打ち上げの席で、 プロとして活躍しているタロット占い師の友人から、 「生年月日のデータだけでは、出ないことがあるから  タロットは勉強したほうがいい」 と言われました。 疑心暗鬼で聞いていた私は、 じゃあ、「私をタロットで占って!」とお願いしました。 その時に出たカードは、 「隠者」の逆位置のカードでした。 「今のままでは勉強不足だから、もっと勉強をしなさいって」 その方は、笑顔でカードの意味を教えてくれました。 タロットには、 「このカードはこういう意味!」という、限定されたものはありません。 それぞれのカードに本質的な意味はありますが、それを自分なりに解釈して、 ストーリーを読み解いていくことが大切です。 占う相手が、 女性か男性か、若い人か年配の人か、お金持ちか苦労してきた人か、 病気がちか健康か、仕事で悩んでいるのか恋で悩んでいるのか・・・ 1人1人のさまざまな違いをくみ取りながら、 最終的に、相手の背中を押してあげるような占いをする。 それが、タロット占いの本質なんだ、と思いました。 その時の結果が、 「タロットは絶対にやらない」と言っていた私に、 タロットへの道を開いてくれました。 今のままでは勉強不足。 私は、まだまだ占いの奥深さをわかってない。 もっと勉強しなきゃ。 私はそれから「宿曜占星術」「紫微斗推命術」「易経」 「西洋占星術」「風水」「手相」も習い、 四柱推命は3人の先生に師事し、 タロットも4人の先生に師事しました。 その中の1人の先生から、こんなことを言われたことがあります。 「私はエベレスト級ではなく、富士山級の占いを教えます。」 どういう意味かというと、 占いの勉強というのは、哲学のような世界なので、 難しい分野を極めようと思ったら、いくらでも研究する材料がある。 研究しようと思ったら、いくらでも突き詰められるけど、 私は、占いを研究するのではなく 「人」を占う占いを教えたい。 ということでした。 それを聞いて、私も そういう占いをやりたい、と思いました。 「人」を占うということと、研究することは別のテクニックです。 私は、単に、占いの知識を深めていくのではなく、 占いを1つのツールとして、 人とコミュニケーションする仕事< /u>がしたいと思っていました。 昔、胡散臭い占い師から嫌な思いをさせられて、 占い師が大嫌いになったけど、 こんな傍若無人な人がいる業界なら、 ちゃんと「相手」のことを思い、「人」を占い、 1人1人としっかりとしたコミュニケーションがとれる占い師になれば、 みんなをHAPPYにすることができるんじゃないか・・・? 学校を卒業した後、 私は、占い業界のインフラ整備をしたいと思い、占い業界に足を踏み入れました。 傍若無人な占い師が幅を利かせる業界ではなく、 きちんとした技術で、標準化をしたいと考え、 一般社団法人タロットリーダー協会を設立しました。 実は、今でも、占い師は大嫌い(笑)で、 占い業界のマーケティングとか、当たる占い師の情報とかは興味がありません。 同じ業界だと思っていないし、 同じやり方でやりたくない!という思いがあります。 占い師の中には、霊感もないのに、霊感だと言って不安を煽る人や 利益優先で、何かを売りつけたり、高すぎる鑑定料を取る人がいます。 私は、そのような占い師と一緒だと思われたくありません。 タロットは「人生哲学」。 そして、 タロットは、問題解決をするのにいい占術です。 「当たる」「当たらない」というよりは、 今の自分の潜在意識と対話をするために有効なツールなんです。 意識には、私たちが意識している部分と意識していない部分があります。 意識している部分が、顕在意識。 意識していない部分が、潜在意識。 タロットは、カードを引くことによって、 意識していなかった部分(潜在意識)を呼び出します。 そこに、あなたがHAPPYになるための答えが隠れているのです。 アンチ占いだった私だからこそ、 占いを受けたことがない方にも、占いをツールとして使えば、HAPPYになる! ということを知っていただきたい、と考えています。 占いはツールです。 HAPPYになるためのものであって、不幸になるものではありません。 むやみに不安を煽ったり、 「あなたの人生は、こういう人生だ。」と決めつけられるものでもありません。 「当たる」「当たらない」ではなく、 自己分析のため。 過去を知るよりも、未来をどうするかを見るための1つの手段が、占いなんです。 あなたは 人間力のない不幸な占い師に不安を煽られて、 嫌な思いをしたことがありませんか? 安心してください。 これからは、私が、 あなたを不安にするのではなく、HAPPYにするための占いを教えます。 もし、私と同じように感じたこと、考えたことがあれば よかったら、私に教えてください! ラブレターメッセージはこちらから