さくら舞い散る中、ふと行きたくなって行ってきました。 松陰神社 前から気になってはいたのですが、境内に入ったことはありませんでした。 今クール放送されているNHK大河ドラマ『花燃ゆ』 幕末までのストーリーが描かれているのですが、 伊勢谷友介の吉田松陰役がまたいい。 彼は、実業家としての手腕も素晴らしく、 映画監督や美術家としても活躍。 自ら松下村塾を始めますとFBで語っています。 カッコよすぎる、、、 「人類が地球に生き残るために」 人間の生き方を憲章にする議論の場を作る。 伊勢谷さんが好きな吉田松陰の言葉がこちら。 『諸君、狂いたまえ!』 ペリーの黒船に乗り込もうとするなどは、 狂ったほどの思いがなければできないことだ。 彼が命がけで実行したことにより世の中が動き出した。 この 生き様に激しく引き込まれますね。 狂いたまえ! 狂え!と言っているのは 固定概念や、常識を疑え!ってことですよね。 その考え嫌いじゃないです。 常識ってなに? 誰がそれをやらなきゃいけないって決めたの? 自分が自分らしくあるために。 狂っていいのだと。 ちなみに私が占いをやっていることや、 お財布をフリフリしていることも狂ってるとよく言われますラブラブ それがなにか!? それから私が、この時代で気になっているのが 名前がコロコロ変わるところ。 明治より前の時代は戸籍法がなかったら幼名から社会人になるまでに変わるし、 養子にバンバンなるし、名前を変えて罪を逃れたりすることが 当たり前だったようですね。 現代も芸名とかペンネームとか、ビジネスネームとかあるのは、 その名残もあるのかもしれませんね。 別の名前を持つってやっぱり日本の歴史的にもアリでしょ。 吉田松陰も幼名は『寅之助』養子に入って『大次郎』となり通称は『寅次郎』 松陰神社の主祭神は『吉田寅次郎藤原矩方命』となっています。 話は長くなりましたが、 そんな曰くもあり、ひとり松陰神社を堪能してまいりました。 桜の花びらが舞い散る姿がとても美しい境内 吉田松陰像 平成24年松陰神社における鎮座130年記念ブロンズ像 東京藝術大学が協力して1年を費やして完成したそうです。 松陰先生の言葉 「己が為にするのは君子の学なり、人の為にするのは小人の学なり」 勉強をすることは自分の人格と教養を高める為にするものです。 人の為にすることはつまらない人になることです。 松陰先生に激しく同意ですメラメラ その隣の命の言葉 「人を信じよ。しかし、その百倍も自らを信じよ」 手塚治虫さんの言葉も大変勉強になります。 この言葉たちに出会えただけでも今日は松陰神社に行けてよかったです。 吉田松陰の墓 お墓 吉田松陰先生他烈士墓所 文久3年(1863)正月、高杉晋作、伊藤博文、山尾庸三、白井小助、赤根武人等は、 千住小塚原回向院よりこの世田谷若林大夫山の楓の木の下に改葬。 最後にここに眠ることになるとは本人は思いもしなかったでしょうね。 実在された方が祀られている神社は特に感慨が深いです。 名残惜しいですが桜並木にお別れを、、、 なんとも言えない色の鳥居が落ち着きを感じさせます。 時代を変えるパワー。 30歳にして命を終えた人間の魂がこれほどまでに、 後世に語りづがれると彼はわかっていたのでしょうか? 遺書として書かれた留魂録にはこう書かれています。 今日、私が死を目前にして、平穏な心境でいるのは、 春夏秋冬の四季の循環という事を考えたからである。 私は三十歳で生を終わろうとしている。 私は三十歳、四季はすでに備わっており、花を咲かせ、実をつけているはずである。 それが単なる籾殻なのか、成熟した栗の実なのかは私の知るところではない。 もし同志の諸君の中に、私のささやかな真心を憐れみ、 それを受け継いでやろうという人がいるなら、それはまかれた種子が絶えずに、 穀物が年々実っていくのと同じで、収穫のあった年に恥じないことになるであろう。 同志諸君よ、このことをよく考えて欲しい。 死を目前にこのようなことが書ける人間力。 強靭な心がないとできない神業です。 知れば知るほど日本の歴史は深いですね。 昔から世界史は苦手だったのですが、日本史は好きだったんですよね。 日本人に生まれながら知らないことがまだまだたくさん。 気になることには意味がある。 松陰神社に呼ばれたのも意味があるからなのでしょう。 今日は4日にフリフリーゼの取材が入るので、 打ち合わせをしたのですが、フリフリする理由について聞かれて 『宇宙の摂理に感謝するってことなんですよ』と 危ない人みたいな話をしてしまいました。 要するには現実的に自分のスイッチを入れるってことなんですけど。 太陽の光も、月の明かりも地球が健康だからこそ。 地球を大事にしないとね。ってことで、 環境問題にもつながっていくのですが、、、 私はそこまで社会派なことがいいたいわけでもなく。 伊勢谷さんのおっしゃる通り 「人類が地球に生き残るために」 人間の生き方を憲章にする議論の場を作りたい。 という言葉に激しく賛同します。 とりとめもなくなってしまいましたが、、、 みんなマクロの中のミクロなんです。 ミクロの中のマクロなんです。 以上。 まだまだ語れそうですが、そろそろこのへんでやめておきましょう笑