タロットリーダー協会みさきのゑです。
今日のタロットは
OSHO禅タロット
5 NO-THINGNESS 無
【カードの意味】
ブッダはとても潜在的な言葉のひとつを選んだ。
“shunyata”(シュニヤータ 空)
英語の”nothingness”(無)に相当しますが、
とりわけ美しい言葉ではありません。
なぜなら”nothing”無は何もない、それだけ。
“no-thingness” は単なる無ではなく、
なにものでもないすべて。
それは可能性であり、絶対的な潜在性です。
まだ顕在化していませんが、
なにものでもないすべてがあります。
自然に始まり、自然に終わるのに、
なぜ、そんなに大騒ぎするのですか?
なぜ、心配して、野心的になるのですか?
なぜ、絶望するのですか?
無から無へ、それが旅のすべてだ。
無から無へ、それが旅のすべてだ。
何もない空虚ではなく、
何でもある『空』
人生の出発点は「無」であり、
最終的な到達点も「無」である。
つまり、すべての存在や経験は
「無」から現れ「無」に戻る。
だから執着や野心、心配などは無意味
古いものに執着している人たちにとっては
新しいものは恐ろしいだろう
ヘルマン ヘッセ
心配しすぎてしまう人の心理には、
さまざまな要因が関係しています。
先日、大学の同期会で、
不安症で考えすぎてしまうという友人に、
日本人には、
セロトニン輸送体遺伝子(5-HTTLPR)「S型」が多く、
不安やストレスに敏感な傾向があると
されているという話をしたら、
妙に納得していました。
もちろん、それだけではなく、
以下のような心理的な背景も考えられます。
1. コントロール欲求
未来に何が起こるかわからない状況を避けようとするあまり、
すべてをコントロールしようとする傾向
不確実性に対する耐性が低い場合、
未知のリスクに対して過剰に反応
2. 過去の経験やトラウマ
過去に失敗や苦しい経験をしたことが
心の中に強く残っている場合、
それを繰り返さないようにと心配しすぎる傾向
3. 完璧主義
完璧を求めるあまり、すべてを計画通りに
進めようとする意識が強く、
「もし、うまくいかなかったら」といった
失敗への恐怖心
4. ネガティブ思考のクセ
物事を最悪のシナリオで考える
「キャットストロフィックシンキング(破滅的思考)」のクセ
5. 他者からの評価への敏感さ
周囲の人々にどう思われるかを気にしすぎると、
「失敗したらどうしよう」「がっかりさせたらどうしよう」
といった不安
6. 自己効力感の低下
何か問題が起きたときに
どう対処すればよいかわからないという不安
このように自分の不安を可視化すれば、
なぜ不安なのか?
なぜ失敗してはいけないと思っているのか?
明確になっていきます。
自分は嫌な思いをしていても、
相手はなんとも思っていないかもしれません。
自分で勝手にものごとをおもんばかることに
良いことはありません。
特に、破滅的思考のクセがある人は、
クセだということに気づきましょう。
自分が気になることは質問して、
フィードバックしてもらう。
そうすればミスコミュニケーションは起きません。
恋愛の相談で多いのが、
勝手に彼の気持ちをおもんばかって
自爆して、別れて、相談にいらっしゃる。
これって本当にもったいない。
まずこのケースは別れる前に来てください。
別れてから復縁したいというケースが多いですが、
それってその前に回避できたかもしれません。
自爆するまえに、いちどご相談ください。
まず、自分で勝手におもんばからない。
心配なことは、相手に質問する。
ちなみに、しつこいのはダメです。
あと、その質問されてどう答えるか?
いちど書いた質問を、相手の立場で考える。
この質問をされて自分だったら、
嬉しいか、嬉しくないか。
困るか、困らないか。
良くなるか、悪くなるか。
困らせるような質問は逆効果になります。
質問はシンプルにわかりやすく。
シンプルに質問が考えられないなら、
悩んでいるのは相手のことではなく、
自分が混乱しているだけ。
自分があれこれ勝手におもんばかって、
時間をムダにしていることに気づきましょう。
無から無へ、それが旅のすべてだ。
あなたもHAPPYな1日を!
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